1988年-2008年 鹿島建設。1998年 博士(工学)。 2008年 東京理科大学(創域)理工学部建築学科教授・現在に至る。日本建築学会・振動運営委員会幹事,日本地震工学会・理事,日本学術会議連携会員などを歴任。2013年日本建築学会賞(論文)受賞。主な著作(共著):『学びやすい建築構造力学-力の釣合いから振動まで-』(コロナ社,2015年),『建築振動を学ぶ-地震から免震、制震まで-』(理工図書,2014年),『理工系の基礎 建築学』(丸善出版,2016年),『地盤震動と強震動予測-基本を学ぶための重要項目-』(日本建築学会,2016年),『都市防災が分かる本』(彰国社,2022年),ほか。
2024年1月1日に能登半島地方で発生したM7.6の大地震では多くの人的被害,建物被害が発生したが,周辺に建つ免震建物については構造被害を免れたのはもちろんのこと,機能継続に関してもその効果を発揮した。本講演では,このときの地震動の特性とそれに対する免震建物応答を紹介する。
2002年 名古屋大学大学院工学研究科 修士課程修了 2002年 株式会社 竹中工務店 入社
令和6年能登半島地震が発生し、能登半島北部を中心に被害が発生した。石川県七尾市にある「恵寿総合病院 本館」は免震建物の効果が発揮され、地震発生直後においても医療継続(事業継続)を実現し、能登半島の地域医療を支え続けることができた。この「本館」の設計内容及び被災状況を報告すると共に、病院担当者が行っていた事前の備えについて報告する。
2009年に北海道大学大学院工学研究科博士課程を修了し、清水建設(株)に入社。現在まで技術研究所に所属し、主に免震・制振の研究開発に従事。
「ダイナミック・ライブ・フロアⓇ」は、慣性質量装置を用いた振動遮断機構であり、ライブホールにおける音楽ライブでのタテノリ振動対策として実用化した。本講演では、慣性質量装置による加振力の相殺効果に着目した技術概要や、実証実験等について紹介する。
1996 年 東京電機大学大学院先端科学技術研究科修了 博士(工学)。同年 東京都立産業技術高等専門学校 助手。2002年 Imperial College 客員研究員、2010年 東京都市大学 准教授 、2011年 早稲田大学大学院 客員准教授を経て、2016年より東京電機大学理工学部電子・機械工学系 准教授。 2019年より現職。2021年 米国機械学会耐震工学部門Chairに就任。
免震・制振技術は,本年地震発生30年を迎える兵庫県南部地震を契機として建築・土木構造物を中心に地震対策や応答制御手法として広く浸透し,現在では,高い社会的認知度を得る技術となっている.講演では,高圧ガス施設,発電プラント,昇降機など機械分野における免震・制振技術の展開状況と将来展望について紹介する.
京都生まれ。博士(工学)。1994年京都大学工学部土木工学科卒業。1996年同大学大学院修士課程修了。1996年同大学工学研究科助手、2003年米国カリフォルニア大学バークレー校Research Fellow、2006年京都大学防災研究所助教授、2014年同大学工学研究科准教授を経て、2017年より教授。2023年より工学研究科副研究科長。「世界一受けたい授業」(日本テレビ),「チコちゃんに叱られる」(NHK)などに出演、解説。
2023年、日本最大の動的免震試験機となるE-アイソレーションが供用を始めた。本試験機は、SIP第2期「国家レジリエンス(防災・減災)の強化」で開発し、社会実装したものである。講演では、SIP研究責任者の立場から、免震・制振技術の信頼性向上に向けた研究の背景を含め、実験例や将来への展望を紹介したい。
1977年生まれ。同志社大学電子工学科を卒業後、新卒で特許機器株式会社に入社。 途中、5年ほど会社を離れた時期を経つつ、特許機器では一貫してアクティブ除振台の業務に携わる。 2022年より現職。
当社が世界で初めて製品化に成功した「アクティブ除振装置」は、現在に至るまで様々な改良を重ねながら進化・発展しており、高精度を求められる半導体製造装置業界等において必須の設備として認識されております。 今回の講演では、その特徴や概要、歴史などをご紹介することで、振動問題で悩んでおられる方々への一助となれることを期待します。
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